こんにちは!
2023年から2024年の1年間、フランスに留学していたMAREです!
留学期間中、何度も家族や友人をパリで案内してきた私が、主要観光スポット、おいしいフランス料理、お土産など、パリでやりたいことをギュッと詰め込んだ、1日観光プランを紹介します!
見どころ満載で、観光には最低でも3日は確保したいパリですが、飛行機の乗り継ぎで時間がある場合や、ほかのヨーロッパの国やフランスの地方都市からの週末旅行など、限られた時間の中でパリを満喫したい方にはおすすめです!
発着地点は、シャルルドゴール空港からバスでアクセスできるオペラ地区としています!
目次
10:00 オペラガルニエ
シャルルドゴール空港からバスでアクセス予定なら、バス停の真横にあるのがこちら。
公式ホームページから予約もできますが、当日でもあまり並んでいるのは見たことがありません。
しかし、今でもオペラの公演もやっている場所なので、公演がある日は閉まっていることもあります。何回か確認せずに行ってしまって残念な思いをしました…。
訪れる場合は事前に開館しているかチェックを忘れずに!時間がわかっているなら、チェックするついでに予約しておくとよいでしょう。
中はキラッキラで、お姫様になった気分。時間がたつのを忘れてしまいます。
意外と広く、写真映えするスポットがたくさん!
美術が好きな方は、天井画や壁画の1つ1つにワクワクしてしまうでしょう。
11時 凱旋門
オペラガルニエ付近のAuber駅からRER A線で3分ほど。Charles de Gaulle Étoile駅で下車しましょう!
地下鉄のホームから地上に出る時に、正面に近い角度から凱旋門を見たい方は、シャンゼリゼ通り(Avenue des Champs-Élysées)の文字を追いかけて出口を探してください。
シャンゼリゼ通りの出口は改札から少し遠くにありますが、ここから出た時に目に入ってきた、初めて見た凱旋門の迫力は忘れられません!
地上に出ると、写真を撮る人たちでごった返しています。
写真が撮りやすい車道沿いを、みんな譲り合いながら撮影しているので、きれいに映りそうな場所を見つけてタイミングをうかがいましょう。
写真を撮った後、凱旋門に登りたい方は、シャンゼリゼ通り沿いに地下通路の入り口があります。
上からはエッフェル塔も見られるので、ぜひ登ってみてください!
EUの学校に留学している学生さんは学生証を出すと無料で入ることができるのも嬉しいポイントです!パリにはそういう観光地が多く、私もフランスの学生証に何度もお世話になりました!
12:30 エッフェル塔
凱旋門の後は、いよいよエッフェル塔が見られるスポットへ向かいます。
ここで気をつけなければならないのは、エッフェル塔を見たいならエッフェル塔に向かってはいけないということ。
エッフェル塔は大きいので、真下に到着しても全くきれいに見えません。
エッフェル塔のおすすめ撮影スポットはこちらの記事で説明しているので読んでみてくださいね!
1日で主要スポットを回りたいスピード重視の方の場合、私がおすすめするのはトロカデロ庭園。
人が多くてゆっくり撮影はできませんが、大きく見られるため迫力は1番です。
Charles de Gaulle Étoile駅からTrocadéro駅まではメトロの6番線で5分ほど。
1:30 シテ島周辺でお昼ごはん(La Maison d’Isabelle)
私が友人を案内した日は、朝がゆっくりだったので、お昼は少し遅めに食べました。
ここではモデルコースとして、私がパリで一番好きなパン屋さん La Maison d’Isabelleをご紹介します!
La Maison d’Isabelleでおすすめなのは断然クロワッサン!賞をとっているそうで、サクサクもちもちです!
1つで満腹になるくらいのボリュームですが、おなかがペコペコならここのミルフィーユも美味しいです。
パン屋さんなので飲み物は売っていませんが、別のお店でコーヒーを買って、セーヌ川沿いや近くの公園のベンチで食べるのが、遊びに来てくれた友達にパリをご案内するときの定番コースです。
トロカデロ庭園からは、メトロ6番線でLa Motte – Picquet Grenelle駅へ、そこで乗り換えて10番線でMaubert – Mutualité駅へ向かいます。所要時間は約25分です。
La Maison d’Isabelle Googleマップ
セーヌ川に浮かぶ島、シテ島付近には、ほかにもいろいろなカフェやレストランがあります。
2:30 サントシャペル
次に訪れるべきなのが、パリで1番好きな場所!サントシャペル!
エッフェル塔や凱旋門ほどは知られていませんが、数年前から人気が急上昇した、ステンドグラスが圧巻の教会。
中は狭いのに来場者が多いので、常に予約はパンパン。当日はすごく並ぶため、事前予約必須です!
ちなみにこちらもEU留学生は無料!該当する方は無料チケットを予約しましょう!
3:30 ノートルダム大聖堂
サントシャペルのあるシテ島にある、ノートルダム大聖堂ですが、数年前の火災の影響で、今もまだ入ることができません。
外観は見ることができるので、ぜひ立ち寄ってみてください!
4:00 セーヌ川沿いのアンティークショップ
シテ島に来たら毎度気になってしまうのが、セーヌ川沿いのアンティークショップ、ポスターショップ。
おしゃれなポスターや、インテリアにしたくなる古本(読めないけど)、ポストカード、マグネットやキーホルダー、たまにオーナーさん手描きの絵画…などなど、川沿いを歩いているとどこまでも続いています。
私は行く先々でポストカードを集めてコレクションしているのですが、パリより種類が豊富な町は見たことがありません!
この川沿いを歩いていると、いろいろなデザインのポストカードが売っていて迷ってしまいます。
普通のお土産屋さんだと、ポストカードがたいてい1-2ユーロくらいなのですが、ここではもっと安く手に入ります。
1.5ユーロでA4サイズのポスターが売っていたのには驚きました!
4:30 ルーブル美術館のピラミッド
芸術の都パリで、時間があれば行ってみたいのがルーブル美術館。
しかし、全部見るのには1週間かかるという人がいるほど、広いことでも有名です。
特に一番人気のモナ・リザは、厳重なガラスケースに保管されており、一目見るためにたくさんの人がぎゅうぎゅう詰めで列を作るため、見るだけで小一時間かかることもあります…。
しかし、短い時間でも、ルーブル美術館は行ってみたい!
そんな方でも見られるものが1つだけあります。それが、あの有名なガラスのピラミッドです!
ダヴィンチコードを読んだり観たりしたことがある方は、きっと興奮間違いなし!
ピラミッドは美術館の入場口となっており、入場しない人でも見ることができます。
ノートルダムからはセーヌ川沿いを歩いて20分ほどかかりますが、道中はずーっとアンティークショップが続いているので、お土産を探したり、パリの町を眺めたりしながらならあっという間に到着します!
もし短い滞在時間でも、どうしてもルーブル美術館に入りたいという方は、朝一で行くことをおすすめします。
5:30 夜ご飯にフランス料理を!(Bistrot Victoires)
いくら短い旅行とはいえ、一食くらいはフランス料理が食べたいですよね?
しかし、パリはどこのレストランも高い!庶民的なレストランでも、一食20ユーロ、お酒を飲んだら30ユーロは超えるのが相場です。
そんな時おすすめしたいのが、Bistrot Victoires。
ビーフタルタルや鴨のコンフィなどが12-14ユーロ、エスカルゴなどもお手頃なお値段で食べられます!
ルーブル美術館から徒歩でアクセスできるのも便利です!
7:00 オペラ近辺でお土産ショッピング
オペラの近くにはお土産を買えるスポットがいっぱい!
疲れていなければ、Bistrot Victoiresからも歩ける距離です。
歩く方は、まずMonoprixオペラ店を目指しましょう!
Monoprixで買い物を済ませた後は、そのままオペラ通りを北上すればOK!
隣にCôte de Franceというチョコレートショップがある方が北です。
オペラ通りには、雑貨屋さんやお菓子屋さんなど、何も買わなくても見ているだけで楽しいお店が盛りだくさん!
こちらの記事で、ルーブル美術館からオペラまでの道のりにある、お土産にぴったりなお店をご紹介しています!
8:00 Galeries Lafayetteでシャンパンフラッシュ鑑賞
オペラ通りをまっすぐ歩いて、オペラに帰ってきました。
最後に見たいのが、Galeries Lafayetteというデパートです。ただし、日曜日には8時で閉まってしまうようなので注意してください。
ファッションコーナーでフランスが本場のブランドを見たり、フランス中の特産品が集まるグルメコーナーでお土産を探したり、どんな人でも楽しめます。
そして、1日観光プランのフィナーレを飾るのが、エッフェル塔のシャンパンフラッシュ!
エッフェル塔では毎日、日が沈んでからの24時までの毎時00分から5分間、シャンパンフラッシュという特別なライトアップが行われます。
キラキラ輝くエッフェル塔は一見の価値あり!
Galeries Lafayetteのテラスからは、少し遠いですがエッフェル塔が見られます。
シャンパンフラッシュの時間は混むことが予想されるので、早めに行っていいポジションを見つけておくと良さそうです。
シャンパンフラッシュについても以下の記事で解説しています。
以上が、私が1日でパリを案内するならここへ連れていく!という観光プランです。
パリの魅力がたっぷり詰まったプランになっていると思います。
もちろん、紹介できなかった観光地もいっぱい。
美術館でゆっくり芸術品を鑑賞したり、
サクレクールやパンテオンなどの観光地を訪れたり、
ベルサイユ宮殿やパリディズニーランドなどパリ郊外の観光地に足を運んだり、
おいしいカフェやレストランを巡ったり…
長く滞在すればするほど、パリの魅力は発見できると思います。
しかし、逆に言えば、1日という短い時間でも、パリはこんなに楽しめるということ!
長く滞在できないからと躊躇せずに、持ちうる時間を名いっぱい使って、パリを満喫してください!
それでは、Bon Voyage!