こんにちは!
これまでに35か国を旅してきたMAREです!」
今回は、ヨルダンが誇る世界遺産「ペトラ遺跡」をご紹介します!」
インディ・ジョーンズの撮影地としても有名で、まるで映画のセットのような景色が見所です!
新世界七不思議にも数えられ、岩を削って作られた神殿は圧巻!

そんなペトラ遺跡を楽しみ尽くすための、基本情報や見どころ、観光のヒントをまとめました。
ヨルダンのおすすめ観光地はこちらの記事からチェック!
目次
ペトラ遺跡とは?

入場料:50JD(約10,000円)
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/UZZiukmKLYA34heQ6
HP:https://visitpetra.jo/en
ヨルダン南部にある、岩山に囲まれた古代都市の遺跡。
紀元前1世紀ごろにナバテア人によって築かれ、交易の中継地として繁栄しました。
キャラバンという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、そのキャラバンたちが交流し、品物を交換する地点だったのがこの場所。
建物や墓などが赤みがかった岩山を彫って作られているのが最大の特徴で、その独特の美しさから「ローズ・レッド・シティ」とも呼ばれています。
岩を積んで作られた遺跡は色々ありますが、自然の岩肌を削ってできているものは見たことがなく、とても不思議な感覚でした!
1985年にはユネスコの世界遺産に登録され、2007年には「新・世界七不思議」にも選ばれています。
まだ未発掘の部分が多い、謎多き遺跡です。
ペトラ遺跡の見どころ
エル・ハズネ(宝物殿)
ペトラ観光のハイライトともいえる、最も有名なスポット。
幅約25m、高さは40m近くもあり、シークと呼ばれる岩の裂け目の間を歩いていくと、突然その姿が現れます。
そのインパクトは圧倒的で、ペトラに来たことを実感した瞬間でした!
ヨルダンの遊牧民であるベドウィンの方々が、ラクダやロバを連れて出迎えてくれます。
かなりしつこい呼び込みがありましたが、基本的にはスルーしていれば大丈夫。
たくさん話しかけてくるのではじめはびっくりしますが、悪い人たちではないので、ラクダに乗ってみたい方や移動手段としてロバを使いたい方は、乗せてもらっても大丈夫です。
私もラクダに乗って写真を撮ってもらいました!

エルハズネを見下ろす崖の上から写真を撮ってくれるサービスもあったのですが、コロナ前後で客引きの法規制が進み、無くなったという噂です。
ラクダやロバの客引きも、一時期に比べてだいぶ落ち着いたとか…。
安心に観光できるようになった一方、少し寂しい気もしますね。
シーク

入り口から約1.2km続く、岩の裂け目のような道。
高さ80mにも及ぶ岩壁の間を進むと、急にエル・ハズネが姿を現すのがドラマチック!
この辺りは、普段は乾燥地域ですが、雨が降ると鉄砲水となり、このシークに注いでくることがあったそう。
そのために、ナバテア人は、ダムや用水路を作り、雨に備えました。
そんな生活の知恵が、今でも残っており、壁には水路の跡が見られます。
エドディル(修道院)

頂上までの800段以上の階段を登らないと見られない絶景。
登るのは大変ですが、登り切った達成感と、頂上から見下ろす絶景は、実際にたどり着いた人にしかわからない感動をもたらしてくれます!
エルハズネよりもさらに大きい建物で、周囲に人が少ないので、迫力は数倍増し!
ビザンツ帝国がこの辺りを支配していた時代、修道院として使われていたと推測されており、替えには十字架が見られるそうです。
大変な道のりですが、道中にはベドウィンの方々が営むお土産屋さんや、小さな飲食店があり、飲み物やアイスを売っていました。
とはいえ、出店場所はまばらですし、中で買うと高いので、自分でお水を持参するのは必須!2Lは持っていきましょう!
アクティビティと楽しみ方
徒歩での遺跡巡り
ほとんどの観光客は徒歩で遺跡を巡りますが、1日で歩く距離は10〜15kmに及ぶことも。
動きやすい服装と、歩き慣れた靴は必須です。
日差しが強いので帽子やサングラス、水の持参も忘れずに!
紹介した、エルハズネとエドディルという2つの遺跡が有名ですが、他にも数えきれないほどの遺跡が点在しているペトラ。
未発掘のものも大量にあるとされており、遺跡好きの方は、1週間ほどかけて、歩き回りながら遺跡を探索するそうです。
遺跡にそれほど興味がない方でも、体力があるならエドディルまでは行ってみてほしい!
たくさん歩く前提で、荷物を準備し、体調を整えましょう!
ラクダ・ロバ・馬に乗る
入り口や遺跡内では、動物に乗っての移動も可能です。
エルハズネ前の記念撮影用のラクダは人気ですが、入口からエルハズネまで馬に乗って移動したり、エルハズネからエドディルまでの一部をロバで移動したりする方も。
交渉制なので、値段は事前にしっかり確認しましょう!
ペトラ・バイ・ナイト(Petra by Night)
毎週月・水・木曜日の夜に、ライトアップされたエル・ハズネを見られる特別なツアーです!
キャンドルの灯りに照らされた幻想的な雰囲気は、昼間とはまったく異なる雰囲気を醸し出しています。
お値段は、1人30ドル。
チケットはこちらのサイトから予約できます!
アクセス方法
ペトラへの拠点:ワディ・ムーサ
ペトラ遺跡は、ワディ・ムーサという町に位置しており、ほとんどの観光客はこの町に宿泊します。
遺跡の入り口までは徒歩またはタクシーでアクセス可能です。
アンマンからのアクセス
JETTバスと呼ばれる長距離バスで約4〜5時間。
1日1〜2便程度出ており、片道10JD(約2000円)とお手頃です。
こちらのサイト、もしくはアンマン市内のオフィスで予約が必要です!
大人数で訪れる場合は、レンタカーをしたり、運転手さんとバンを1日ハイヤーしたりする方がお得な場合もあります。
アカバからのアクセス
南部の都市アカバからは、車3時間ほど。
こちらもJETTバスが運行しており、片道15JD(約3000円)で乗ることができます。
ヨルダン1の観光地、ペトラ遺跡の魅力が伝わりましたか?
こんなに大きな遺跡を、岩を削って作るという類のない方法で、2000年以上も前の人々が建設したのは、不思議で仕方ありません。
未発掘の部分が大半というのもロマンがありますよね!
歴史好き、遺跡好きの方はもちろん、それほど興味のない方でも、この歴史あるストーリーの壮大さと、遺跡の迫力に、感動間違いなし!
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