サラエボ旧市街(バシュチャルシヤ)でボスニアコーヒーとお土産探しを楽しむ!

サラエボ旧市街(バシュチャルシヤ)でボスニアコーヒーとお土産探しを楽しむ!

こんにちは!

これまでにヨーロッパを中心に35か国を旅してきたMAREです!

前回紹介した、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。

【2025最新】サラエボの観光地7選!市内交通、通信、お金事情も解説

こんにちは! ヨーロッパ留学中、ギリシャからポーランドまで、東欧を北上したMAR…
mare-no-blog.com

今回は、その中でも特に魅力的だった、旧市街「バシュチャルシヤ(Baščaršija)」エリアの歩き方を紹介します!

サラエボの歴史は興味深く、オスマン帝国時代につくられたトルコ風の街並みと、その後に建てられたヨーロッパ風の建物が混ざり合い、独特な空気が漂っています。

旧市街はその中でもトルコ風のエリア。

トルココーヒーの香りと、にぎやかなバザールは、トルコにいるのかと錯覚するほど!

今回は、そんなサラエボ旧市街の見どころと楽しみ方をご紹介します。

バシュチャルシヤ広場・セビリから散策スタート!

Googleマップ:セビリ

旧市街の中心といえるのがバシュチャルシヤ広場。

中央に建つ木製の給水塔「セビリ」がシンボルで、地元の人たちも集まっています。

カフェやレストランが立ち並ぶ、休憩にもピッタリなスポットですが、テイクアウトする方は注意!

人と同じくらい大量のハトが集まっているため、呑気に食べているとそれを狙いに集まってくるかもしれません。

子どもたちが餌をまいたり追いかけたりして遊んでいるので、ハトが苦手な方はお気をつけて!

バザールでショッピング

サラエボのトルコ風バザール

広場を出てすぐに広がるのが、細い路地が入り組んだバザール!

この一帯には、銅製品や陶器、手織りの絨毯など、昔ながらの手仕事が並ぶ露店や工房がひしめき合っています。


特に銅製品は質が高く、打ち出しの技法で作られたコーヒーカップや皿は、旅の思い出やお土産にぴったり。

スパイスやドライフルーツの香りも漂っていて、量り売りのお店がたくさん。

気さくな店員さんが色々教えてくれるので、ぜひのぞいてみてください!

1か所でショッピングを済ませたい方には、ガジ・フスレヴ=ベグ ベジスタンというアーケードのようになったバザールがおすすめ。

アクセサリーや布製品などを買うことができます。

Googleマップ:ガジ・フスレヴ=ベグ ベジスタン

ボスニアコーヒーを飲む

銅食器に入ったトルコ風コーヒー

バシュチャルシヤでは、ボスニアコーヒーを楽しめます!

トルコ式に似ていますが、ボスニアでは「デミタス」と呼ばれる小さなカップと銅製のポットでいただくのが特徴!

この器がかわいくて、買って帰りたくなってしまいます。

写真手前の容器には角砂糖が詰まっていて、現地の方々はたっぷり砂糖をいれるそう。

コーヒー自体は濃いめで、下に沈殿した粉を避けて上澄みを飲むトルコ風です。

トルコ風の甘いお菓子と一緒に出てくることが多く、相性抜群!

おすすめカフェ① Cafe Ayna

Googleマップ:Cafe Ayna

店内がとってもかわいいお店!

こじんまりしていますが、中に入ると意外と広く、内装や家具が素敵です。

コーヒーだけでなく、お茶もおいしいそうです。

おすすめカフェ② Sasa

Googleマップ:Sasa

観光客も地元の人たちも訪れる大き目のお店。

広場に面したテラス席もあるため、天気のいい日はそちらがおすすめ!

椅子や机もかわいく、写真映えするお店です。

おすすめカフェ③ Ministry of Ćejf

Googleマップ:Ministry of Ćejf

モスクの近くにあり、町並みを楽しみながらコーヒーがいただけます!

店内もレトロでかわいい雰囲気で、ゆったりできます。

付け合わせのスイーツもおいしかったです!

モスクと教会が隣り合う街並み

Googleマップ:ガジ・フスレヴ=ベグ・モスク

サラエボは、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教などの宗教が共存してきた都市。

旧市街を歩いていると、モスクのミナレットのすぐ隣にカトリック教会があるなど、他ではなかなか見られない景観が興味深いです。

中でも大きいイスラム教のモスクは、ガジ・フスレヴ=ベグ・モスク。

16世紀に建てられたオスマン様式の美しいモスクです。

イスラム教徒以外は建物内には入れませんが、敷地内には入って外観を見ることができます。

マナーを守って見学してみてください!

キリスト教の教会、聖心大聖堂についてはこちらの記事で紹介しています。

【2025最新】サラエボの観光地7選!市内交通、通信、お金事情も解説

こんにちは! ヨーロッパ留学中、ギリシャからポーランドまで、東欧を北上したMAR…
mare-no-blog.com

負の歴史を伝えるサラエボのバラ

美しいサラエボ旧市街ですが、1990年代のボスニア紛争の記憶も残っています。

路地に残る「サラエボのバラ」は、砲撃の跡に赤いレジンを流したもの。

楽しく町を歩いていると現れるこの痕跡を見ると、今の平和な街並みが不思議に感じられます。

美しい街並みと悲しい記憶が共存していることを感じながら歩いてみると、この町への訪問は観光以上の意味を持つはず。

歴史を学べる博物館も、併せて訪問するのがおすすめです!


ヨーロッパにいることを忘れそうになるサラエボの旧市街。

文化や宗教の混ざり具合が独特で、他では見られない街並みが興味深いです。

戦争の影響も色濃く残っており、歴史を学ぶ大切さも感じられる町です。

サラエボを訪れる際には、このディープな町をゆっくり楽しんでくださいね!

サラエボのその他の観光情報はこちら!

【2025最新】サラエボの観光地7選!市内交通、通信、お金事情も解説

こんにちは! ヨーロッパ留学中、ギリシャからポーランドまで、東欧を北上したMAR…
mare-no-blog.com