こんにちは!
フランス留学中に近隣の国を旅したMAREです!
今回紹介するのは、スロヴァキアの首都ブラチスラバ。
オーストリアのウィーンに滞在中、日帰りで訪れました。
規模はコンパクトながら、街並みが美しく、歩き回るのが楽しい町でした。
この記事では、ブラチスラバの見どころや、近隣の町からのアクセス、観光を楽しむコツなどを解説します!
ブラチスラバってどんな街?
ブラチスラバはドナウ川沿いの小さな首都。
川と山に囲まれた、自然豊かな町です。
歴史的にはハンガリー王国やオーストリア=ハンガリー帝国の支配を受け、文化が入り混じった背景があります。
旧市街は石畳の路地が広がり、こじんまりとしたカフェや雑貨店が点在。
街歩きが楽しく、日帰りでも十分満足できるサイズ感が魅力です。
ウィーンからのアクセス
多くの観光客は、ウィーンから日帰りで訪れるそう。
私もそうしました。
移動手段は電車・バス・高速船の3種類が人気です。
手段 | 所要時間 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
電車 | 約1〜1.2時間 | €10〜€20 | 本数が多く、中央駅から旧市街まで徒歩圏 |
バス | 約1〜1.5時間 | €8〜€15 | 直通便あり。到着場所により徒歩距離に注意 |
船(Twin City Liner) | 約1.2〜1.5時間 | €30前後 | ドナウを下る非日常体験。早めの予約がおすすめ |
おすすめは朝の電車かバスで出発し、夕方の便で戻るプラン。
私は朝8時ごろのバスに乗り、夕方18時ごろのバスで帰りました。
ドナウ川の夕景を眺めながらウィーンへ帰る時間は、旅の締めくくりにぴったりです。
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ブラチスラバ城

Googleマップ:ブラチスラバ城
ドナウ川を見下ろす丘の上にそびえる白いお城。
四角い要塞のような形が印象的で、青空に映える姿はまるで童話の挿絵のようです。
内部は歴史博物館になっており、古代ローマ時代からの出土品や王室の装飾品、民族衣装などが展示されています。
テラスからは、ドナウ川の向こうに広がる郊外の緑が望めます。
晴れていればウィーン方面まで見えることもあるそう!
街並みの変化を楽しみながら坂を登っていくのも楽しかったです。
細い路地にかわいいカフェや雑貨屋をみつけながら歩いていくと、少しずつ視界が開けていくのも魅力的でした!
聖マルティン大聖堂

Googleマップ:聖マルティン大聖堂
旧市街の南端に建つゴシック様式の大聖堂。
大きな教会ではありませんが、ハンガリー王の戴冠式が行われていた由緒ある場所だそうで、神聖な空気を感じました。
内部は静寂に包まれ、ステンドグラスから柔らかな光が差し込む幻想的な雰囲気。
ブラチスラバの歴史をより深く感じられるでしょう。
旧市街のシンボルである尖塔は、近くから見上げるとその高さに圧倒されます。
お城側から眺めるのもおすすめ!
ミハエル門

Googleマップ:ミハエル門
旧市街の入り口として唯一現存する中世の城門。
白い塔の上には緑の屋根が輝き、絵になる佇まいです。
塔に登ると、赤い屋根が連なる旧市街や、遠くの城まで見渡せるパノラマが広がります。
内部の博物館は、小さいですが貴重な武器や防具の展示も見られます。
門の下をくぐると、石畳の通りが。
観光の中心地につながっており、この門を境に世界観が変わる感覚がありました。
市庁舎

Googleマップ:市庁舎
歴史的な展示や塔からの眺めが楽しめる市庁舎。
オレンジの屋根が東欧らしく、美しかったです。
市庁舎の前には石畳の広場があり、人々で賑わっていました。
カラフルな建物を見ることができ、おしゃれなカフェやお土産屋さんも並びます。
ストリートパフォーマンスを見られることもあるそうで、歩くだけで楽しい雰囲気です。
プリマティア宮殿

Googleマップ:プリマティア宮殿
18世紀に建てられたロココ様式の宮殿で、淡いピンクの外観が目を引きます。
内部には「鏡の間」があり、クリスタルのシャンデリアと白い壁に映る光の反射がとても優雅。
敷地内の中庭は落ち着いた雰囲気で、時間がゆっくり流れています。
歩き疲れたときはベンチで一休みするのもおすすめです。
青の教会

Googleマップ:青の教会
中心地から少し離れたところにある教会。
他の教会ではあまり見られないパステルブルーの外観がかわいいです。
最近SNSで注目され、観光客が増えているそう。
青空と一体化してしまいそうなやわらかい水色が魅力的でした。
私が行った日は閉まっていて中に入れなかったのですが、礼拝のある日は観光客も中に入れるそうです。
チュミル

Googleマップ:チュミル
マンホールから覗くおじさんの銅像。
下水作業員の格好をして、ニコニコ笑う表情が印象に残ります。
旧市街の大通りに急に現れますが、写真を撮りたい観光客がたくさん並んでいるので見逃すことはないと思います。
近くには”Man at Work”というユニークな表札もたっています。
ドナウ川沿いの散歩道
魅力いっぱいのブラチスラバですが、1日あれば上記の観光地は回り切れてしまいます。
ゆっくり観光した後には、川沿いをゆっくり歩きながら、景色を眺めるのがおすすめです。
川沿いのには遊歩道やベンチがあり、地元の人がのんびり散歩したり、ジョギングを楽しんだりしています。
近くにはテラス席のあるカフェもあります。
コーヒーを片手に、橋を渡るトラムや船を眺める時間は格別!
夕方の柔らかい光が水面に反射し、旅の締めくくりにふさわしい最高の景色でした。
ウィーンから1時間でアクセス可能なブラチスラバですが、オーストリアとはまったく違う歴史と文化に触れられる街です。
城から眺めるパノラマ、石畳の旧市街、ドナウ沿いの穏やかな時間。
景色を楽しみながらのんびり歩き回るのにピッタリ。
写真好きの方や、カフェに入ってゆっくりする時間も楽しみたい方に特におすすめです。
日帰りでも大満喫できるブラチスラバ。
ぜひ訪れてみてください!
東欧のその他の町についてはこちらの記事がおすすめ!
ブラチスラバが気になる方には、街歩きが楽しいブルガリアのソフィアや、美しい川が流れるハンガリーのブダペストもおすすめです。