ウィーン観光ガイド — 王宮と街歩きをじっくり楽しむ定番コース

ウィーン観光ガイド — 王宮と街歩きをじっくり楽しむ定番コース

こんにちは!

留学中の休暇にヨーロッパ各地を旅したMAREです!

今回紹介するのは、オーストリアの首都ウィーン!


「音楽の都」として知られるウィーンでは、日常の中に歴史が溶け込んでいます。

今回は、絶対に外せない観光地や、街歩きにおすすめなスポットを紹介します。

観光初心者にも回りやすい順路も解説!

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ウィーンってどんな街?

ウィーンは宮殿や教会、美術館が点在する文化都市です。

ハプスブルク家を中心に栄えた歴史を持ち、今でもそのきらびやかさがいたるところで見られます。

モーツアルト、ベートーベンなどの有名な音楽家を多数輩出した町でもあり、今でもオペラやオーケストラを見に音楽好きが集います。

古くから続くカフェ文化も人気で、ザッハトルテが有名。

カフェについての記事は近日公開予定!

主な観光地は、王宮周辺と、教会が集まる中心街に集まっています。

この記事では、これらのエリアにある観光スポットを中心に紹介していきます。

シェーンブルン宮殿

HP:https://www.schoenbrunn.at/en/
入場料:40ユーロ
Googleマップ:シェーンブルン宮殿

かつてハプスブルク家の夏の離宮だったシェーンブルン宮殿。

世界文化遺産にも登録されており、建物はもちろん、広大な庭園も人気のスポットです。

宮殿や庭園の中では、迷路や温室、子どもの遊び場など見どころが多く、丸一日でも足りないほど。

特にテラスやグロリエッテから見渡す庭園の遠景は写真映え抜群です!

丘の上まで登る必要があるため少し体力が要りますが、中腹あたりで芝生に寝転んだり、木陰で休んだりしている方も多くいました。

急がずのんびり、景色を見ながら登るのがおすすめです!

庭園は早朝から開いていて、朝から犬の散歩やランニングをする人も。

宮殿内部の見学は、チケットの事前予約が安心です。

ベルベデーレ宮殿

HP:https://www.belvedere.at/en
入場料:19.5ユーロ
Googleマップ:ベルベデーレ宮殿

「美しい眺め」を意味する、ベルベデーレと名付けられた宮殿。

その名の通り、淡い黄色の建物は青空に映え、大きな池の周りには色とりどりの花が咲き乱れていました。

内部は上宮と下宮に分かれており、美術館になっています。

上宮は内装が美しく、建築としても楽しめます。

クリムトの「接吻」などの有名作品が見られるのがこちらです!

下宮には、現代美術や宗教画が展示されています。

上宮ほど人気はないですが、その分人も少なく、ゆっくり回れるのが魅力です。

ホーフブルク宮殿

HP:https://www.sisimuseum-hofburg.at/en/
入場料:20ユーロ
Googleマップ:ホーフブルク宮殿

ウィーン中心部にあるお城で、代々帝王が住んでいましたが、現在は博物館になっています。

当時のままの内装も残っており、王室にも入ることができます。

シシィという愛称で親しまれている、皇妃エリザベートが暮らした宮殿でもあり、日本からもファンが訪れていました。

旧市街にあるので観光の拠点としておすすめ。

カフェやレストランも周辺にあるので、このエリアで1日過ごすことも可能です。

シシィ博物館

皇妃エリザベートの調度品を展示する博物館。

ホーフブルク宮殿の隣にあります。

皇妃エリザベートは、映画や宝塚の演目でもヒロインとして取り上げられているため、日本人にファンが多いそう。

私は訪れるまで知らなかったのですが、それでも当時のお姫様が使っていた調度品などを見られ、心が躍りました。

歴史が好きな方や作品などでエリザベートを知っている方はもちろん、一度でもお姫様にあこがれたことがある方はテンションが上がること間違いなしです。

ホーフブルク宮殿とセットで3-4時間で見学できます。

シュテファン大聖堂

HP:https://www.stephanskirche.at/index.php
入場料:7ユーロ
Googleマップ:シュテファン大聖堂

ウィーンの中心であるシュテファン広場にそびえる大聖堂は、街のシンボルとなっています。

外観の模様瓦と尖塔は遠くからでも目に入ります。

内部はかわいらしい見た目から想像できない荘厳なゴシック建築。

ギャップがあるため、中も見学するのがおすすめです。

塔に上れば旧市街の屋根並みやドナウ方面まで見渡せ、街全体の位置関係がよくわかります。

観光客向けのガイドツアーもあるそうです。

カールス教会


HP:https://www.karlskirche.at/
入場料:なし
Googleマップ:カールス教会

バロック建築の傑作で、円形のドームと列柱が印象的。

教会内部で見られるフレスコや祭壇の装飾はとても緻密で、ずっと眺めていたくなりました。

特に天井画は近くで見ると圧倒されます。

入場料は無料ですが、エレベーターでドーム内部の展望に行くツアーもあるそうなので、興味のある方は参加するのがおすすめ!

クラシックコンサートが開かれることもあるそう。

私はタイミングが合わなかったのですが、次に機会があれば時間を合わせて行ってみたいです。

オーストリア国立図書館

HP:https://www.onb.ac.at/en/
入場料:11ユーロ
Googleマップ:国立図書館

世界一美しい図書館の1つともされる国立図書館。

バロック建築としてはヨーロッパ最大規模だそうで、高い天井に積み上げられた本に圧倒されます。

ドームに描かれたフレスコ画は、実際の天井と絵の中の世界の境界がわからなくなるほど綿密です。

木製の書庫に20万冊の本が所蔵されているそう。

図書館といっても、書物を集めた博物館のようなイメージで、歴史的に貴重な本がたくさん

プラーター公園

HP:https://www.praterwien.com/startseite/
入場料:なし(アトラクションごと)
Googleマップ:プラーター公園

中心地からは少し離れますが、時間がある方は少し足を伸ばしてプラーター遊園地へ!

遊園地の目玉は、1897年から稼働する歴史ある観覧車。

夜にライトアップされるととてもロマンチックです。

ドナウ川に反射する夕焼けを見られる日の入り時刻もおすすめです。

日本の観覧車とは違い、速いスピードで5周ほどぐるぐる周回するタイプ。

かなり揺れることもあるので、高所恐怖症の方は注意!

観覧車以外にも、絶叫アトラクションやお化け屋敷から、子どもでも楽しめるアトラクションまでありました。

運行時間や料金は季節やイベントで変動することがあるため、事前確認をおすすめします。

フンドルトヴァッサーハウス

Googleマップ:ンドルトヴァッサーハウス

20世紀後半に活躍した、芸術家のフンドルトヴァッサーによってデザインされた建物。

実際に住んでいる人がいる集合住宅だというから驚きです!

小さな箱が重なり合ったように見える建築で、黒と白を基調に、ところどころに色がちりばめられているのが印象的です。

周辺にも彼がデザインした建物があり、歩いてみて回るのもおすすめです。

実は、彼の作品は、日本にもあるんです。

大阪の舞州工場というごみ焼却場のデザインを手掛けています。

日本に帰った後は、ぜひ大阪にも足を運んでみてください!

グラーベン通り

シュテファン大聖堂から続く歩行者天国の通り。

ウィーンらしい優雅な石畳のストリートで、ショッピングにおすすめ!

老舗のカフェやチョコレート店やブティックが並んでおり、ウィンドウショッピングでも楽しめます。

お土産屋さんや、ウィーン名物のザッハトルテもこのあたりで楽しめます。

特にグラーベン中央のペスト柱(Pestsäule)は人気フォトスポットです!


ウィーンは、観光地が多いのはもちろん、通りを歩いたり、公園でくつろいだりしているだけでも気分がよくなる街。

音楽鑑賞や美術館めぐり、カフェ巡りなど様々な楽しみ方があるため、長めの滞在にも向いています。

また、ハルシュタットやザルツブルクなど、国内の他の町へのアクセスも良好!

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