ドイツ・ニュルンベルク 世界一のクリスマスマーケットとおもちゃ博物館の見どころ

ドイツ・ニュルンベルク 世界一のクリスマスマーケットとおもちゃ博物館の見どころ

2025-12-14

こんにちは!MAREです!

冬のヨーロッパといえばクリスマス一色!

人気のクリスマスマーケットは各都市にたくさんありますが、その中でも世界一有名と評されているのはどこの町かご存じですか?

日本にいるとあまり聞きなじみがありませんが、ヨーロッパでは知らない人はいないニュルンベルクのクリスマスマーケットです。

ドイツのクリスマスといえば、観光地の多いベルリンやミュンヘンも有名ですが、伝統的で落ち着いた雰囲気を味わいたいなら、ぜひ候補に入れたいのニュルンベルク。

中世の面影が残る旧市街は、この時期人であふれかえります。

ドールハウスのような街並みや、世界的にも有名なおもちゃ作りの町であることも相まって、「おもちゃの町」としても知られています。

この記事では、冬のニュルンベルク観光で外せない見どころを、実際の体験を交えながら詳しく紹介します。

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ニュルンベルクとは?

ニュルンベルクはドイツ南部バイエルン州に位置する歴史都市で、かつては神聖ローマ帝国の重要な拠点として栄えました。

第二次世界大戦で旧市街の多くが破壊されましたが、戦後に丁寧な復興が行われ、現在では中世の雰囲気を色濃く残す街並みが広がっています。

観光地としては比較的コンパクトで、徒歩で主要スポットを巡れます。

カフェでゆっくりしたり、雑貨屋さんでお買い物をしたりするのも含めて、時間と心に余裕をもって観光したい方におすすめです。

ニュルンベルクはクリスマスマーケットの町として知られる一方、おもちゃの町というもう一つの顔を持っています。

世界最大級の玩具見本市が毎年開催されることもあり、長い年月をかけておもちゃ文化が根づいてきました。

冬のニュルンベルクは観光客で賑わいながらも、どこか落ち着いた空気が流れ、ドイツらしいクリスマスを体感できる都市です。

クリスマスマーケット

Googleマップ:ハウプトマルクト広場

ニュルンベルク観光の最大の目玉は、なんといってもクリスマスマーケット「Christkindlesmarkt」!

旧市街中心部ハウプトマルクト広場をメイン会場として、町をあげて開催されます。

16世紀から続くとされるこのマーケットは、ドイツ国内でも特に伝統を重んじたスタイルだそう。

赤と白の屋根が整然と並ぶ光景は派手さはないものの、温かみがあり、いかにも本場のクリスマスマーケットといった雰囲気です。

ニュルンベルクのクリスマスマーケットのは、観光向けの過度な演出が少ないのも魅力。

屋台のデザインや売られているものも比較的シンプルで、出店している方々も、地元のお菓子屋さんや学生の団体、趣味で手芸をしているおばあちゃんなど様々。

夕方になるとマグカップ片手に立ち寄る仕事帰りらしい人もチラホラ。

本当に地元の人々の日常に溶け込んだマーケットという印象でした。

クリスマスマーケットを楽しむためのポイントと注意点

ニュルンベルクのクリスマスマーケット。サンタクロースが描かれた看板。背後に三日月が浮かんでいる。

クリスマスマーケットは日が暮れてからが最も雰囲気が出ますが、その分混雑も増します。

写真を撮りたい場合は明るいうちに一度訪れ、夜は雰囲気を楽しむのがおすすめです。

冬のニュルンベルクは想像以上に冷え込むため、手袋やマフラー、防寒性の高いコートは必須!

屋台で温かい飲み物をこまめに挟みながら回ることで、無理なく楽しめます。

マーケットで食べたいドイツ名物

ソーセージ

マーケットでぜひ味わいたいのが、ニュルンベルク名物の焼きソーセージ!

一般的なドイツソーセージよりも小ぶりで、数本まとめてパンに挟んだスタイルが定番となっています。

香ばしく焼かれたソーセージはスパイスが効いていて、日本で食べるものとは一味違います。

寒い中で熱々のソーセージにかぶりつくのが最高!

レープクーヘン

もう1つの名物がレープクーヘンと呼ばれるジンジャーブレッド。

ニュルンベルクはこのお菓子の本場としても知られています。

ハート型など、オーナメントと見間違えそうなほどかわいいクッキーがマーケット中に飾られていて、好きな模様のものを選ぶのも楽しいです。

かわいいものを記念に買いたいなら屋台のものを、お土産として買って帰りたいならスーパーで売っているものを選ぶのがおすすめ!

スパイスの香りが強く、コーヒーやホットワインと相性抜群です。

ホットワイン

寒さ対策として欠かせないのがホットワインです。

赤ワインが定番ですが、白ワインやノンアルコールも用意されており、アルコールが苦手な人でも楽しめます。

オリジナルデザインのマグカップもかわいい!

通常、初めてドリンクを買うときにマグカップ代として数ユーロを支払い、マーケットを出るときに返却するとその分のお金が返ってくるシステムです。

返金が要らない方は、お土産として持ち帰ることもでき、旅の思い出にもなります。

ニュルンベルクおもちゃ博物館

Googleマップ:ニュルンベルクおもちゃ博物館

クリスマスマーケット目当てに訪れた方でも、ここだけは絶対に行ってほしいのがニュルンベルクおもちゃ博物館!

旧市街の中にあり、クリスマスマーケット会場から徒歩でアクセスできる立地も観光には便利です。

館内には木製玩具やブリキのおもちゃ、人形や模型など、何世紀にもわたるおもちゃの歴史が展示されています。

子ども向けの博物館という印象を持たれがちですが、実際に訪れてみると、大人こそ楽しめる内容だと感じました。

所要時間はおよそ1時間ほどですが、ミニチュアが好きな方や、幼いころにドールハウスで遊んだことがある方は、何時間でもいられる場所!

精密なお人形や衣装などを見ることができます。

時代ごとのデザインや素材の変化を見ていると、当時の暮らしや価値観まで想像でき、単なる展示以上の奥行きがあります。

また、館内にはGerhard Gluckというアーティストの絵画がたくさん飾られています。

おもちゃ博物館にふさわしい遊び心のある絵で、どれもクスッと笑えるためついつい立ち止まって眺めてしまいます。

おもちゃを見るだけでなく、美術館的な楽しみ方ができるのも魅力です。

ニュルンベルク城

Googleマップ:ニュルンベルク城

旧市街を見下ろす高台に建つニュルンベルク城。

中世には神聖ローマ帝国の重要な拠点として使われていた城で、街のシンボルです。

城壁に囲まれた敷地を歩くだけでも、ニュルンベルクの長い歴史を感じられます。

冬のニュルンベルク城は観光客が比較的少なく、とても静かな雰囲気に包まれます。

雪が積もると石造りの城壁と白い景色が相まって幻想的な空気が漂い、城から見渡す旧市街の赤い屋根とクリスマスマーケットの光景は、冬のニュルンベルクならではの眺めです。

お城を見た後は、旧市街の散策もおすすめ!

城下町として栄えた面影が残っており、運が良ければ馬車に出会えることも!


派手な演出や大規模なイルミネーションよりも、伝統と温かさを味わいたい方にイチオシのニュルンベルク。

有名なクリスマスマーケット、子ども心をくすぐる博物館、歴史の長さを思わせる城と旧市街が揃い、落ち着いたドイツの魅力を存分に味わえます。

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