こんにちは!
ヨルダンでインターンをしていたMAREです!
今回は、紅海に面したヨルダン南部の街、アカバをご紹介します!
国土の大半が砂漠であるヨルダンですが、アカバはこの国で唯一、海を楽しめる街!
ペトラやワディラムと並ぶヨルダンの人気観光地です。
交易の重要な拠点である一方、穏やかなリゾート地としても有名。
海のアクティビティを楽しんだり、ローカルな雰囲気の中でゆったりと過ごしたり。
歴史と自然が交差するアカバの魅力をご紹介します!

その他の観光地は別記事にまとめています!
目次
アカバってどんな町?
アカバはヨルダン最南端にある港町で、紅海に面した海沿いの都市です。
海の向こうはエジプトとイスラエル。砂漠を超えるとサウジアラビア。
文化がまじりあう、重要な交易拠点です。
1年中暖かい日が多く、冬でも日中は20度を超えるため、ビーチリゾートとしても人気!
また、免税エリアになっているため、お土産を買うのにこの町を選ぶ人がとても多いです。
特に、アンマンで買うと高いお酒は、アカバで買うのがおすすめ!
免税される量は決められており、アカバに入る時と出るときに荷物チェックがあります。
たくさん買うのがおすすめですが、申請漏れがないように気をつけましょう!
お酒屋さんや香水屋さんなど、観光客が多いお店に、免税に関する書類が置いてあるため、インターネット検索と併せて、最新情報をチェックするようにしてください!
観光スポット
アカバ城

12世紀に十字軍によって建設された要塞。
遺跡からは紅海を一望することができ、反対側にはヨルダンらしい岩肌が見られる、知る人ぞ知る絶景スポットです。
かくれんぼがしたくなるほど複雑に入り組んだ遺跡の中は、探索するのが楽しかったです。
内部には展示スペースもあり、重要な拠点だったアカバのの歴史を感じられます!
スーク
旧市街の中心にあるローカルマーケット。
香辛料やお菓子、ドライフルーツ、手織りのラグなど、アラブらしい雑貨が並びます。
観光客向けの価格交渉も楽しみのひとつで、アカバの日常を体感できます。
一瞬入るのをためらうほど、ローカルな雰囲気が漂っているスークですが、観光客向けの砂絵屋さんなどもありました。
アカバ水族館

紅海の生態系を学べる水族館。
規模は小さいですが、大きなワニやカメなど、日本ではあまり見られない生き物も見られて面白かったです。
カラフルなサンゴや熱帯魚なども見られるので、ダイビング前の予習にもぴったり!
アカバの中心部からは少し離れているため、タクシー移動がおすすめです!
ヨルダンではここだけ!マリンアクティビティ
アカバ最大の魅力といえば、やはり紅海でのマリンアクティビティ!
たくさんの種類がありますが、私はダイビングを初体験しました!
ダイビング
紅海は透明度が高く、カラフルなサンゴや魚が見られます。
私は初心者だったので、浅瀬で器具の使い方の説明からスタート!
はじめは息をするのが大変で、一瞬パニックになりかけましたが、慣れてくると息苦しくなることもなくなりました。
この時に、緊急時の対応や、海の中でのハンドサインも確認してくれるので安心でした。
私が参加した初心者向けの体験ダイブはライセンスがいらないもので、比較的浅いところまで。
といっても、水面の明かりが若干見えるくらいの深さまで潜ることができ、満足度の高い経験でした!
ライセンス保持者向けの本格的なダイブでは、紅海に沈んでいる沈没船を見に行けるそう!
私もいつか、もっと深くまで潜ってみたい!
インストラクターさんが小型カメラをもって、要所要所で写真を撮ってくれ、後から送ってくれるサービスがありました。
ダイビングセンターはいくつかあるようですが、私が利用したのはInternational Dive Centerという会社。
説明も丁寧で、写真サービスやビーチまでの送迎、ダイビングスーツの貸し出しもあったのでおすすめです!
直接オフィスに行っても予約できるそうですが、私たちはTripAdvisorを通して予約しました!
ホテルにピックアップに来てくれるツアーなどもあるので、事前に旅程が決まっているなら予約していくのがおすすめです!
ボート
泳ぐのが苦手な方でも、ボートなら楽しめるかもしれません!
ビーチに行くと、たくさんの客引きがおり、値段交渉をしてボートに乗せてもらうことができます。
ボートのタイプはいくつかあるので、お金を払う前に確認が必要。
船底が透明になっているタイプのボートなら、船の上からでも美しいサンゴ礁が見られます!
スリルのあるアクティビティも楽しめる方は、激しく揺れるゴムボートもありました。
どれくらい沖まで出られるのかも要確認です。
レストラン・カフェ
アカバは海の街だけあって、新鮮なシーフードが豊富!
ヨルダンの他の町では食べられないため、長くヨルダンにいる予定の方はここで食べましょう!
イスラム教で禁じられているお酒や豚肉も、観光客の多いアカバでは食べられるところがあります。
もちろん、アラブ料理も楽しめます!
ここでは、実際に訪れてよかったレストランやカフェを3つご紹介します。
Red Sea Grill

Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/ccyUoGt1e14dyt4a7
おしゃれな店内で紅海の新鮮な魚介を堪能できるレストラン。
ホテルに併設しているお店ですが、一般客も入ることができます。
シーフードのグリルやパエリアは絶品で、ワインやビールも種類が豊富!
2人でそれぞれメインを頼み、シェアするサラダやグリル、ワインを数杯ずついただいて、合計10000円ほど。
ヨルダンにしてはお高めですが、ボリュームがあるので満足感があり、旅先のちょっと贅沢なディナーにピッタリのお店でした!
Captains restaurant
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/qrJRv8LLPogZ1j7J9
お手頃価格でシーフード料理が楽しみたいならここ!
ローカルな空気感と、おしゃれな雰囲気が同居するお店です。
ファラフェルやフムスなど、定番の中東料理も楽しめます。
店員さんが暖かく迎えてくれ、店内はシンプルながら落ち着いた雰囲気。
魚料理も、お肉料理も、アラブ料理も、このお店なら選び放題です!
Joy House

Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/PQD3TwTikhn3qhbo6
大きなヨットハウスのそばにあるカフェ。
コーヒーや軽食も売っていますが、私たちはアイスをいただきました!
落ち着いた店内はもちろん、テラス席も最高!
深く腰掛けられる椅子や、ブランコのようなものも置いてあり、海を眺めながらアイスを食べられました。
アクセス
アンマン、ペトラ、ワディラムなどからJETTバスという会社が運行しており、こちらのサイトで予約できます。
アンマンから乗る場合は、7th circleを選択してください。
アンマンの、大きいロータリーです。
JETTバスはヨルダンで一番大きいバス会社で、比較的快適で安心です!
値段もお手頃で、アンマンからは片道10JD(約2000円)、ペトラ・ワディラムからは15JDです。
なんと、エジプトのカイロまでも運航しているそう!
アンマンから南下しながらヨルダンを満喫した後、陸路で次の国に入るのも面白そうです。
カイロについても記事を出しているので参考にしてください!
砂漠や遺跡が最大の魅力のヨルダンですが、海辺でのバカンスが楽しめるアカバはまさにオアシス!
アラブ料理に飽きた時の救世主でもあります。
ワディラムやペトラから比較的近く、アンマンからバスも出ているので便利です。
この記事を読んで、リゾート地アカバを満喫してくださいね!
他にもヨルダン観光の参考になる記事をたくさん投稿しています!