こんにちは!
ヨーロッパ留学中の休暇に東欧北上旅をしたMAREです!
今回は、そのルートと移動方法、実際にかかった費用や期間を大公開!
短い休暇と限られた予算の中で敢行した、駆け足の貧乏旅でしたが、私と同じように安く多くの国を回りたいという方には参考になると思います!
学生さんや、女性、ひとり旅の方など、私と似た条件で旅をする予定の方は特に読んでほしい記事になっています!
目次
ルート紹介
フランスに留学していた私。
西ヨーロッパの文化には少し慣れてきたところでしたが、今回旅した東ヨーロッパには、全く違う文化が根付いていました。
訪れた国は8か国、都市は全部で12都市。
ギリシャからポーランドへと、ほぼ陸路で北上していく約3週間のルートです。
以下に、かかった時間とお金をまとめてみました!
価格は2024年6月のもの。日程によっても大きく変わるので、あくまで参考程度にご覧ください!
【ギリシャ】
アテネ(1泊 28ユーロ/人 2人部屋)
↓ エーゲ航空(73ユーロ 1時間)
サントリーニ(2泊 64ユーロ/人 2人部屋)
↓ エーゲ航空(92ユーロ 1時間)
アテネ
↓ ペガサス航空(86ユーロ 1時間半)
【トルコ】
イスタンブール(1泊 14ユーロ ドミトリー)
↓ Flixbus 夜行バス(33ユーロ 12時間)
カッパドキア(2泊 40ユーロ 洞窟ドミトリー)
↓ Flixbus 夜行バス(33ユーロ 12時間)
イスタンブール
↓ ArdaTur Bus (25ユーロ 6時間)
【ブルガリア】
プロブディフ(1泊 10ユーロ ドミトリー)
↓ KARATS Bus(8ユーロ 2時間)
ソフィア(2泊 30ユーロ 1人部屋)
↓ KARATS Bus(37ユーロ 5時間)
【セルビア】
ベオグラード(1泊 7ユーロ 1人部屋)
↓ Alamanis 夜行バス(30ユーロ 7時間)
【ボスニアヘルツェゴビナ】
サラエボ(1泊 12ユーロ 1人部屋)
↓ InfoBus 夜行バス(39ユーロ 6時間)
【クロアチア】
ドブロブニク
↓ Flixbus 夜行バス(10ユーロ 10時間)
ザグレブ
↓ Flixbus(30ユーロ 4時間)
【ハンガリー】
ブダペスト(2泊 40ユーロ ドミトリー)
↓
【ポーランド】
クラクフ(2泊 66ユーロ ドミトリー)
このルートの魅力
ギリシャの歴史ある首都アテネを起点に、エーゲ海の楽園サントリーニ島を経て、イスタンブールやカッパドキアといったトルコの名所へ。
その後、文化や宗教が入り混ざるブルガリア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、ハンガリーを通り、最終目的地のポーランド・クラクフにたどり着くという大移動の旅となりました!
主な移動手段は長距離バスや鉄道、格安航空(LCC)で、街ごとの滞在日数は1〜3日程度。
とにかく安く短い期間で多くの町を回ることを目指したルートになります。
同じ東欧とはいえ、町の雰囲気は様々!
南から北へと進むにつれ、風景・気候・文化・人々の雰囲気が少しずつ変わっていく様子が印象的でした。
ギリシャ・トルコでは、まぶしい太陽と地中海の風が心地よく、人々も陽気な雰囲気。
バルカン半島に入ると中世の香りと複雑な歴史の痕跡が色濃く残り、文化が入り混じる独特な雰囲気が味わえました。
ハンガリーやポーランドでは、いわゆるヨーロッパらしい石畳の街並みや、洗練されたカフェやレストランを楽しめました。
これから東欧を旅してみたい方や、ヨーロッパの知られざる魅力を探している方にとって、少しでも参考になればうれしいです!
ルートを組むときのポイント
交通手段の選び方
ヨーロッパの交通機関を探すなら、omioがおすすめ!
バス、電車、飛行機を一目で比較でき、最安値が一発で見つかります!
ヨーロッパ交通を予約するならOmio

観光する時間を確保したいなら、夜行バスがおすすめ!
比較的安い便が多く、宿泊費も浮くためお得です。
一方で、寝ているだけとはいえ、連続すると体力を消耗するのも事実。
ホテル泊とうまく組み合わせてベストな移動方法を見つけましょう!
1つの町の滞在期間
この後詳しく紹介しますが、今回のルートで通る町の中には観光スポットが少ないところもあります。
今回の旅は期間が限られていたため、そういった町は1泊や日帰りにしています。
しかし、観光客が少ない町は物価が低いことも多いため、中長期滞在にもおすすめ!
ゆっくり観光したり、現地の生活を体験したりしながら、ワーケーションのような楽しみ方もできます。
宿泊施設の選び方
普段は節約のためにドミトリータイプの宿を選びがちな私ですが、物価が安い東欧では1人部屋タイプのホテルも何度か利用しました。
特に、夜行バスの前後などは、ゆったりできるホテルをとって正解でした。
女性ひとり旅だったため、ドミトリーをとるときは特に口コミをよく読み、女性専用ルームを選ぶなど、防犯には気を使いました。
その結果、特に危ない目にも不快な目にも合わずに旅行することができました!
私はHotels.comで検索し、値段や、駅やバス停からの近さ、口コミの多さや評価の高さを総合的に比べて選んでいました。
ホテルの値段もルート紹介の横に載せたので参考にしてください!
両替のタイミング
東欧では、まだ現金文化が根強い国も多い印象でした。
ユーロが使える国は日本で両替していけばよいのですが、それ以外の国は、日本円から直接両替できない国も。
ユーロの現金をあらかじめ多めに用意して渡航し、現地で少しずつ両替するか、海外ATMで使えるカードを持っていくのがおすすめです。
両替にしてもATMにしても、手数料がかかります。
余っても、隣の国同士なら両替可能なところがほとんどなので、チマチマ換えて何度も手数料を払うより、一気に換えてしまうのがコツです。
通信はどうする?
東欧でも、日本や西ヨーロッパと同じく、ほとんどのカフェやレストラン、ホテルなどでWi-Fiを使うことができます。
バスなどでも使うことができることもあるため、私は最小限のデータ容量で利用していました。
とはいえ、緊急時のことも考えると、通信手段が全くないのは怖いですよね。
そんな方におすすめなのが、AiraloのeSIMのヨーロッパ周遊プラン!
今回の旅程では、トルコを含むすべての国で使用できます!
実際にSIMカードを差し替える必要なく、アプリ経由でネットワークを利用でき、少なくとも首都圏や観光地では途切れることはありませんでした!
プロブディフやカッパドキアなど、首都から離れた場所でも問題なく利用できたため安心でした!
Airalo3週間でかかったお金を計算してみた!
宿泊費、移動費でかかった金額を計算してみました!
合計807ユーロ!
約13万円で、8カ国12都市を3週間旅行できたことになります。
これプラス、出発地と終着地までの渡航費や食費などがかかってきます。
個人的にはかなりお得感と満足感の高い結果になりました!
各都市の基本情報
【ギリシャ】アテネ

- 首都:アテネ
- 言語:ギリシャ語
- 通貨:ユーロ(EUR)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:東欧にしては高め
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人におすすめ:歴史好きの方
古代ギリシャ文明の中心地であり、アクロポリスやパルテノン神殿など、歴史的遺産が街の中心に溶け込んでいる都市。賑やかなプラカ地区や美しい夕日が見られるリカヴィトスの丘も魅力です。治安も比較的よく、街歩きも楽しい町です。
【ギリシャ】サントリーニ島

青と白のコントラストが美しいエーゲ海の島。断崖に並ぶ白い家々と、夕日の名所として知られるイアの町がフォトジェニックです。ワインやオリーブオイルなど、地中海地域ならではのお土産もおすすめ。
- 滞在日数:2日
- 宿泊費・物価の印象:高め
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人におすすめ:海が好きな方、写真が好きな方
【トルコ】イスタンブール

- 首都:アンカラ
- 言語:トルコ語
- 通貨:トルコリラ(TRY)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:東欧にしては高め
- おすすめ度:★★★★☆
- こんな人におすすめ:歴史好きの方、イスラム文化に触れたい方
ヨーロッパとアジアの文化がまじりあう町。歴史と文化が複雑に折り重なった巨大都市で、ブルーモスクやアヤソフィア、グランドバザールなど見どころが満載!公共交通機関が整っているため移動が簡単で、観光しやすい町です。
【トルコ】カッパドキア(ギョレメ)

- 滞在日数:2日
- 宿泊費・物価の印象:高め
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人におすすめ:自然が好きな方、写真が好きな方
キノコのような奇岩群が立ち並ぶユニークな地形で知られる世界遺産のある町。気球に乗って朝焼けを眺める体験が特に有名です。町自体はは小さいですが、宿泊施設やツアーも充実していてバックパッカーにも人気です。洞窟ホテルでの宿泊がおすすめ!
【ブルガリア】プロブディフ

- 首都:ソフィア
- 言語:ブルガリア語
- 通貨:レフ(BGN)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:安い
- おすすめ度:★★★☆☆
- こんな人におすすめ:歴史好きの方、観光客が少ない町に行ってみたい方、アート好きの方
ヨーロッパ最古の都市のひとつとされ、旧市街にはローマ時代の劇場跡やカラフルなルネサンス様式の家屋が立ち並びます。現代アーティストが集まる町でもあり、近代的な街並みと歴史的な雰囲気が共存する美しい都市です。
【ブルガリア】ソフィア

- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:安い
- おすすめ度:★★☆☆☆
- こんな人におすすめ:観光客が少ない町に行ってみたい方
首都ながらこぢんまりとした印象で、歩いてまわれる範囲に観光地が集まっています。アレクサンドル・ネフスキー大聖堂などが見どころ。イスラム、キリスト教、共産主義の歴史が混ざり合う複雑さが魅力です。
【セルビア】ベオグラード

- 首都:ベオグラード
- 言語:セルビア語
- 通貨:セルビア・ディナール(RSD)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:安い
- おすすめ度:★★★☆☆
- こんな人におすすめ:町歩きが好きな方
ドナウ川とサヴァ川が交わる場所に位置し、古代から戦略的要所だった都市。カレメグダン要塞からの眺望や、ボヘミアン地区のレストラン街が人気です。活気と素朴さが混在するエネルギッシュな都市です。
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】サラエボ

- 首都:サラエボ
- 言語:ボスニア語、セルビア語、クロアチア語
- 通貨:兌換マルク(BAM)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:安い
- おすすめ度:★★★★☆
- こんな人におすすめ:いろいろな文化に触れてみたい方、戦争の歴史を学びたい方
東西文明が交差する都市で、モスクとカトリック教会、正教会が同じ通りに並ぶ独特の景観はここでしか見られません。1990年代の紛争の爪痕も残る町で、訪れる方に歴史を紹介する博物館も豊富です。
【クロアチア】ドブロブニク

- 首都:ザグレブ
- 言語:クロアチア語
- 通貨:ユーロ(EUR)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:高い
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人におすすめ:海が好きな方、写真好きな方、ジブリが好きな方
「アドリア海の真珠」と称される美しい城壁都市。旧市街は世界遺産で、「魔女の宅急便」のモデルにもなったとされています。山や城壁の上から町全体を眺めるのが人気です。
【クロアチア】ザグレブ

- 首都:ザグレブ
- 言語:クロアチア語
- 通貨:ユーロ(EUR)
- 滞在日数:1日
- 宿泊費・物価の印象:普通
- おすすめ度:★★★☆☆
- こんな人におすすめ:町歩きが好きな方、現代アートが好きな方
美術館や公園が点在する文化的な街で、他都市への中継地点としても便利です。観光客はそれほど多くなく、落ち着いた雰囲気で、アートやカフェ巡りが楽しめます。生活感のあるヨーロッパを感じたい人におすすめです。
【ハンガリー】ブダペスト

- 首都:ブダペスト
- 言語:ハンガリー語
- 通貨:フォリント(HUF)
- 滞在日数:2日
- 宿泊費・物価の印象:普通
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人におすすめ:夜景が好きな方、温泉に入りたい方
夜景が美しいことで有名な町。国会議事堂、漁夫の砦、ブダ城など見どころが豊富なので、コスパの良いヨーロッパ旅行先として人気です。ヨーロッパでは珍しく温泉につかることができるため、ヨーロッパに長期滞在していてお風呂につかりたい方にもおすすめです。
【ポーランド】クラクフ

- 首都:ワルシャワ
- 言語:ポーランド語
- 通貨:ズウォティ(PLN)
- 滞在日数:2日
- 宿泊費・物価の印象:普通
- おすすめ度:★★★★☆
- こんな人におすすめ:町歩きが好きな方、戦争の歴史を学びたい方
かつての王都で、旧市街の建築や中央広場は中世の雰囲気を色濃く残しています。かつてユダヤ人を収容していたアウシュヴィッツ強制収容所やヴィエリチカ岩塩坑への拠点にもなっています。ポーランド文化と歴史の深さに触れることができる町です。
3週間の東欧旅の記録をまとめました!
女性1人で3週間、8ヵ国12都市を旅するというチャレンジ。
13万円でこれだけの経験と思い出が残せた、総じて満足のいく旅になりました!
とにかく物価が安いのが東欧の魅力!
ヨーロッパ旅行というと西ヨーロッパに目が行きがちですが、少しでも東欧の魅力が伝わっていればうれしいです!
今回の旅では、ヨーロッパのあらゆる移動手段を一発で検索できるomioが大活躍しました!
まずは、omioであれこれ検索してみながら、理想のルートや行きたい都市に思いをはせてみてくださいね!
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