こんにちは!
1カ月の東欧北上旅をしたMAREです!
今回紹介するのはブルガリアの首都・ソフィア!
オスマン帝国やローマ帝国、ソビエト連邦など、さまざまな歴史の影響を受けたこの街。
古代遺跡、イスラム教のモスク、正教会、共産主義時代の建築が入り混じり、ここでしか感じられないユニークな雰囲気が漂います。
決して大きな都市ではありませんが、1〜2日で効率よくまわれるスポットがたくさんあります!
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目次
ソフィアってどんな街?
ブルガリアの首都であり、古い町並みと新しい町並みが混在する町。
山に囲まれており、市内にも緑あふれる公園がある、首都にしてはのどかな町だと感じました。
街の起源は紀元前にさかのぼり、トラキア人、ローマ人、オスマン帝国、ソビエト連邦など、時代ごとにさまざまな文化が交差してきたそう。
その影響で、ローマ時代の遺跡やイスラム教のモスク、東方正教会の教会、そして共産主義時代の建築が同じエリアに共存しており、街を歩いているとタイムスリップしたような不思議な感覚が味わえます。
ソフィア観光のコツ
市内中心部へのアクセス
ソフィア空港から市内中心部のセルディーカ駅までは、地下鉄で約20分。
料金は150円前後とリーズナブルで、改札でコインのような形をしたチケットを購入する方式です。
他の町からバスや電車で到着する場合、ソフィア駅という大きな駅に着きます。
ソフィア駅からセルディーカ駅までは少し距離があり、徒歩だと25分ほどかかるため、地下鉄かメトロに乗るのがおすすめ。
セルディーカ駅は新しくてきれいな地下鉄駅で、地下には古代遺跡が見られる場所や、お土産屋さんが集まったエリアもあります。
大きな荷物がある場合は、タクシーでも10〜15分ほどでアクセス可能です!
観光の所要時間は?徒歩で観光できる?
ソフィアは街歩きが楽しい町ですが、観光地自体はそれほど多くありません。
1日でも十分観光可能です!
観光地はぎゅっと集まっているので徒歩でも大丈夫!
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂を中心に回ると効率がいいです。
食事やお土産ショッピングは、ヴィトシャ通りという若者にあふれる通りがおすすめ!
観光スポット
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

Googleマップ:アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
金色のドームとエメラルドグリーンの屋根が美しい教会。
ビザンティン様式で建てられた、東方正教会の大聖堂です。
内部には精緻なモザイク画とイコンが飾られています。
朝の光に照らされる外観も美しいですが、静かな時間に訪れて、内部の荘厳な雰囲気をじっくり味わうのもおすすめです。
入場は無料ですが、写真を撮る際には別途料金がかかります。
正面には人々が集まる広場と、小さなマーケットがあります。
ベンチに座ってゆっくりすることもできるため、のんびり観光したい方はここで過ごすのがおすすめ!
聖ニコライ奇跡者教会

Googleマップ:聖ニコライ奇跡者教会
ソフィア中心部の緑豊かな一角に佇む、小さくも華やかなロシア正教会。
金色のタマネギ型ドームと、エメラルドグリーンの屋根が特徴です。
小さい教会ですが、かわいらしい見た目が目を引きます。
この教会は20世紀初頭、ブルガリアに駐在していたロシア人信者のために建てられたものだそうで、地下にはロシア人司教が眠っているそう。
緑あふれる公園の中に建っており、小さいながら心落ち着く場所です。
聖ネデリャ教会

Googleマップ:聖ネデリャ教会
ソフィア中心部にある教会。
石で作られているのが印象的な、東方正教会の教会です。
もともとは中世に木造の教会として建てられましたが、何度も再建・修復を経て、現在の石造りの姿になったそうです。
20世紀初頭にはブルガリア王を狙った爆破事件の舞台にもなった場所で、歴史的にも深い意味を持つ教会です。
内部は美しいフレスコ画とイコンで彩られ、荘厳な雰囲気が漂っています。
こちらも基本は内部の撮影は禁止です。
バニャ・バシ・ジャーミイ

Googleマップ:バニャ・バシ・ジャーミイ
16世紀に建てられた現役モスク。
オスマン帝国時代の建築様式が色濃く残っており、ブルガリアにおけるイスラム文化の痕跡を感じられる貴重な場所です。
外観のドームとミナレットと呼ばれる尖塔が街中でも目立っており、異文化が交差する街ならではの風景を楽しめます。
セールディカ駅の遺跡

Googleマップ:セルディーカ駅
地下鉄の駅構内で発掘されたローマ時代の遺跡が、そのまま公開されています。
駅の外からも自由に見学できるため、ショッピングや移動の合間に立ち寄るのもおすすめ。
古代都市セルディカの名残を感じられる、歴史好きにはたまらないエリアです!
この駅には小さな地下街もあり、お土産屋さんもいくつか入っています。
中央温泉浴場跡地

ソフィア市内には、旧オスマン式浴場を利用した水くみ所がいくつかあります。
国立歴史博物館の前にある水くみ所には、地元の人々がペットボトルを持って集まっていました!
地下から湧き出す天然温泉水を無料で汲めるこの場所は、地元の暮らしを垣間見られる面白いスポットです。
体を洗わないようにという注意書きがあるのも面白かったです。
飲むこともできるそうですが、私は少し抵抗があったので手を洗うだけにしました。
心なしかつるつるになった感覚がありました!
国立文化宮殿

Googleマップ:国立文化宮殿
宮殿の前に広がる大きな庭園では、たくさんの人が思い思いの時間を過ごしていました!
ベンチに座って歌っている人がいたり、芝生に寝転んでいる人がいたり。
人目を気にせず自分の好きなことをしているのが素敵だなと思いました。
4-5月にはバラが見ごろ!
公園をお散歩しただけでも、カメラを向けたい光景にいくつも出会いました!
ヴィトシャ通り

Googleマップ:ヴィトシャ通り
聖ネデリャ教会から国立文化宮殿に向かう大通り。
両サイドにローカル料理が食べられるレストランやお土産屋さんが立ち並んでいます。
レストランの価格帯もピンからキリまであり、落ち着いた雰囲気のお店もあれば、コーヒー一杯から楽しめるカフェも!
ブルガリアといえばヨーグルトですが、ヨーグルトアイスのお店もたくさんありました!
お土産には、バラの香水などがおすすめ!
ブルガリアはバラが有名で、私が訪れた時にはたくさんのバラが町中に咲き誇っていました!

情報が少ない東欧の国ブルガリア。
文化が入り混じった独特の雰囲気が流れ、レトロな街並みが楽しめる町でした!
穏やかな人々と、おいしいヨーグルト、綺麗なバラも魅力的!
物価も安いのが嬉しいです!
ヨーロッパに滞在する方は、ぜひ足を延ばしてみてください!
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