こんにちは!
ヨーロッパ留学中にイタリアを旅したMAREです!
今回紹介するのは、ミラノでの体験談。かの有名な「最後の晩餐」を見に行った時の話です。
数か月先まで予約が埋まる「最後の晩餐」ですが、直前でミラノ訪問を決めた方にとっては厳しすぎるチケット争い。
当日チケットなんて無理…と半ばあきらめながら早朝から待機した私が、奇跡的にチケットを勝ち取った経験をお話します!
こうすれば必ず見れる!と保証するものではありませんが、早く予約をしなかったことを後悔しているあなたに、少しでも希望を与えられれば幸いです。
予約枠の確認方法
公式ホームページから、予約したいチケットを選びます。
通常の入場であればAdmission Ticketを、公式ガイドのツアーに参加したければ、イタリア語と英語で開催されているので好きな方を選びます。
予約枠は、数か月に1回更新されるようで、例えば2024年10月23日現在では、10月24日から2025年1月31日までのチケットが予約できます。(ですが、チケットはすべての日程で売り切れています。)
自分が行く予定の日のチケットはいつ販売開始になるのかを把握し、早めに枠をおさえる必要があります。
チケットをとり損ねたらまずとるべき行動
この記事の本題は早朝待機してチケットをとる方法ですが、そんな根性勝負と運勝負を仕掛ける前に、いくつかできることがあります。
①ガイドツアーに参加する
公式のチケットが売り切れていても、ツアー会社が持っているチケットが残っている場合があります。
日本語ツアーはありませんが、「the last supper tour」などと英語で検索すると、何件かツアー情報がヒットします。
公式チケットより高く、学割などが使えなくなってしまいますが、確実に「最後の晩餐」を見たい方は、ツアーに申し込むとよいでしょう。
ただし、日が迫ってくるとどんどん価格が高騰することと、ツアーでも数日から数週間前には売り切れてしまうことに注意が必要です。
②キャンセルが出るのを待つ
公式ページにも、キャンセルが出ることがあるのでこまめに確認するようにと書かれています。
予約画面のカレンダーを確認すると、確かに1-2枚余っている日があることがあります。
取れなかったからといってあきらめず、たまにページをのぞいてみるといいことがあるかもしれません。
当日キャンセルを狙う早朝待機
当日まで予約枠があかず、ツアー参加もあきらめた私は、一か八か、早朝からチケットオフィスの前で待機してみることにしました。
ローマから夜行バスでミラノ入りした私は、早朝6時ごろに到着しました。
朝から開いている(朝まで開いていた?)バールでパンとコーヒーを購入し、とりあえず「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Googleマップ)を目指します。
イタリアのバールは席に座らず注文するととても安く、町中至る所にあるのが便利です。
教会に到着した6時半ごろ、待っている人は誰もおらず、チケットオフィスの看板だけが出ていました。
その前で待っていると、7時ごろから私の後ろに何人かが並び始めました。
オンラインで予約していても、当日紙のチケットと引き換える必要があるため、そのために並んでいる人もいたようです。
開館時間の8時の少し前に、スタッフの方が出勤してきました。
出勤前のスタッフの方に、チケットの引換か当日チケットの購入かを聞かれたので、当日チケットがあれば購入したいと伝えました。
キャンセルが出ているか確認してくるといってオフィスに戻って行ってから数分。
係の方が帰ってきました。
そしてなんと、1枠だけキャンセルが出ているよ!とのこと。
その後、8時になると、後ろに並んでいたチケット引換の方たちが先にオフィスに案内され、その人たちの列が終わった後に、私を呼び込んでくれました。
本当に1枠しか余っていなかったようで、後ろに並んでいた方たちは購入できていなかったため、運がよかったです!
先に案内された人たちの中に当日チケットを狙っている人がいて先を越されてしまわないか心配だったのですが、朝に係の方とお話して顔を覚えてもらっていたのが良かったようで、その人たちを待たせて先に私を呼んでくれました。
余っている枠を購入したので時間指定はできず、夕方のチケットをゲット!
クレジットカードで支払いを済ませ、入場チケットをいただきました。
ちなみに、18歳未満は無料、18-25歳は2ユーロで入場でき、この割引は当日チケットでも有効でした!
ここまでくれば、後は入場時刻の30分前に教会へ行くだけ。
入口でチケットを見せると待合室のようなところへ案内され、予約時間になると、同じタイムスロットを予約している人たちと一緒に1つずつ部屋を回る形でした。
予約が取れなくてもまだあきらめないで!
せっかくミラノに行くのなら、ダヴィンチの名作をこの目で見られるチャンスは逃せません!
今回紹介したのは必勝法ではなく、あくまで運試し。
先に予約するにこしたことはありませんが、私も当日チケットをとりに行こうと決めてから、実際に取れた方の体験談を読んで希望を持てました。
あきらめそうになっている方に選択肢を提供し、早朝待機に挑もうとしている方の希望になれば嬉しいです。
ミラノを含めたイタリアの北半分を楽しみつくす6都市周遊プランも過去の記事で紹介しています!