こんにちは!MAREです!
今回は、カフェ文化が根強く残る、オーストリアの首都ウィーンのおすすめカフェを紹介します!
大衆的なカフェもたくさんありますが、本来ウィーンのカフェは単なる休憩所ではなく、芸術家や哲学者、政治家たちが議論を交わす社交の場でした。
そのため、今残っている有名店の多くは長い歴史を持つ格式高いお店が多いです。
今回は、そのような伝統的なお店を中心に、観光客でも入りやすいお店も紹介していきます。
ウィーンの観光情報はこちら!
ウィーンのカフェめぐりのコツ
ゆったりと落ち着いて過ごせるのがウィーンのカフェ文化の魅力。
急いで注文したり、すぐに席を立つ必要はないので、会話や雰囲気を楽しみながら、優雅な時間を味わってください!
ウィーンといえば、必ず飲んでほしいのがメランジェ(ウインナーコーヒー)。
クリームがたっぷり乗ったカフェラテで、甘党の方にはもちろん、コーヒーの苦みがあるため甘いのが苦手でもおいしくいただけます。
ウインナーコーヒーって不思議な名前だなと思っていたのですが、ウィーン発祥のコーヒーと聞いて腑に落ちました。
ウィーンといえばザッハトルテが有名ですが、他にもお店ごとに看板メニューがあります。
ケーキは比較的大きめなものが多いので、シェアして楽しむのもおすすめです。
また、人気カフェは午後の時間帯に混み合うので、午前中や夕方以降を狙うと比較的静かに過ごせます。
カフェ・ザッハー
HP:https://www.sacher.com/en/restaurants/cafe-sacher-wien/
Googleマップ:カフェ・ザッハー
ウィーンを代表する老舗といえば、やはりカフェ・ザッハー!
世界的に有名なオリジナル・ザッハトルテ発祥のお店です。
チョコレートの濃厚さとアプリコットジャムの酸味が混ざり合い、上品な甘さが広がります!
内装も美しく、入るだけでテンションが上がるお店。
ホテル併設の赤いインテリアも豪華で、特別なひとときを演出してくれます。
クラシック音楽が流れる中、銀のトレイにのったコーヒーが運ばれてくる瞬間は、中世の貴族になった気分でした!
常に行列ができる人気店なので、予約がおすすめ。
予約していっても少し待ったので、時間に余裕をもっていってみてください!
デメル
HP:https://www.demel.com/
Googleマップ:デメル
ハプスブルク家御用達の菓子舗として名高いデメルは、ウィーンの優雅な暮らしを味わえるお店。
ショーウィンドウに並ぶケーキは宝石のよう。
奥のガラス越しには職人たちが丁寧にお菓子をデコレーションする姿を見ることができます。
おすすめは「アンナトルテ」や「リンツァートルテ」など、クラシカルなケーキ。
繊細な甘さと華やかな装飾が美しく、スイーツなのに芸術作品みたい!
平日の昼間に訪れた時には、観光客が半分、地元の人らしきグループが半分くらいと、地元の人達にも愛されているお店のようでした。
ツェントラル
HP:https://cafecentral.wien/
Googleマップ:ツェントラル
知識人や芸術家の集う場所として知られた伝説のカフェ。
フロイト、トロツキー、カフカなど、歴史に名を残す人々が通ったと言われています。
高い天井に大理石の柱、アーチ状の窓が印象的で、まるで宮殿のような雰囲気。
ケーキの種類も豊富で、伝統的なウィーン風チーズケーキ「トポフェンシュトゥルーデル」や、フルーツタルトも絶品です。
店内ではピアノの生演奏を聴くこともできるそう。
前に紹介した2つほど混んでいないので、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです!
カフェ・シュペール
HP:https://www.cafesperl.at/
Googleマップ:カフェ・シュペール
1880年創業のカフェ・シュペールは、足を踏み入れた瞬間にタイムスリップしたような気分になるお店。
木製の家具、重厚なカーテン、そして壁にかかる古い写真が、ウィーンの古き良き時代を演出しています。
観光客よりも地元の人々が多く、新聞を読みながらエスプレッソを楽しむ姿が印象的。
名物はリンゴの香り豊かなアプフェルシュトゥルーデル。
しっとりめのアップルパイのようなイメージで、温かい生地と甘酸っぱいリンゴが口の中でほどけます。
ラントマン
HP:https://www.landtmann.at/
Googleマップ:カフェ・ラントマン
ブルク劇場の目の前に位置する格式高い老舗で、政治家や俳優、音楽家にも愛されたカフェ。
店内は落ち着いた雰囲気で、窓から美しい街並みを眺めながら過ごす時間にはウィーンらしさが詰まっています。
朝食メニューや軽食も豊富で、ブランチ利用にもおすすめ!
カフェ・モーツァルト
HP:https://www.cafe-mozart.at/
Googleマップ:カフェ・モーツァルト
オペラ座のすぐ裏にある便利な立地で、観光途中にも立ち寄りやすい一軒。
映画『第三の男』の撮影地としても知られ、今でもクラシックとモダンが融合した独特の雰囲気が残っています。
人気の「モーツァルトトルテ」は、チョコとナッツのバランスが絶妙。
観劇の前後に訪れることで、劇や映画の中の世界に入ったような感覚を味わえます!
カフェ・ハヴェルカ
HP:https://hawelka.at/
Googleマップ:カフェ・ハヴェルカ
最後にご紹介するのは、戦後ウィーンのアーティストたちが集ったカフェ・ハヴェルカ。
店内は暗めですが、それすらも趣がありました。
ブフテルンというジャムを包んだふんわりとしたパンが看板メニュー。
地元の人にも愛されるお店なので、ウィーンらしい本格的なカフェ文化を体験するにはぴったりのお店です!
ウィンナーコーヒーやザッハトルテだけでなく、お店ごとの名物を楽しむのがウィーンのカフェ文化の楽しみ方!
ヨーロッパの中でも特に、歴史が長く格式高いカフェが多いこの町で、カフェ巡りを楽しんでください!
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